娘に振袖を…

老後の楽しみにと、和裁を始めたのですが、
まさか、老眼に悩まされるとは…想定外でした。
幼い頃は、近所のお年寄りが、
縁側の陽だまりで、のんびりと縫物をしていたものです。
そうなのです。太陽の明かりは、手元が良く見えるのです。
ははん・・・そういう訳???と、今頃になって理解している私です。

さて、娘の20歳のお誕生日に、
私から振袖をプレゼントしようと取組み始めました。

しかし、しかし‥娘の趣味の暗いこと!!
華やかな絵柄はみ〜んな駄目だし!
日頃より、私の服装をお葬式みたいと評価している彼女。
まさか、振袖が黒地に白柄とは…

まずは、長襦袢。

表地が思いっきり粋な絵柄なので、せめてそれ以外は華やかな色合いに…
したいと、密やかに計画を立てているのですが…

いよいよ、振袖に移ります。
いつ頃アップできるかな?

仕上がりましたが・・・未だ袖を通して頂けません。
黒地に、白いしぼり模様の入ったものです。
袖丈は、たっぷり3尺2寸の振袖になりました。
一応、反物を選んだ時には、納得してもらったのですが、
お気に召さないようです。

残念ですが、仕方がありません。いつかは帯を締めてもらえるでしょう。

図らずも、2枚目の長襦袢を作ってしまいました。
先のスカイブルーの鮮やかな色合いが、気に入らなかったようです。

今年の10月で、20歳を迎える娘よ。
此の世に産み落とした時は、まさかこんなに早く訪れるとは思わなかった。

子どもの家(幼稚園)では、同級生が皆んな男の子。
その中に混じって、勇気りんりんな日々を過ごしていましたね。
4歳の時、ちょっと目を離した隙に、自転車ごと車に跳ねられてしまったことが有りました。
あの日の事は、今でも忘れることが出来ません。
生きていて良かった。

当然やってくる反抗期…
そんな時は、事故に遭ったことなどすっかり忘れて、めちゃくちゃ喧嘩をしました。
今から思うと、体罰で訴えられそうです。
いつの間にか、はるかに私の背を超え、上から目線でものを言うようになりました。
世間を斜に見ているのは、そんな私の子育ての結果でしょうか

過ぎたるは及ばざるが如し・・・よく言ったものです。
この娘が母親になった時、どんな親心を伝えていくのか、そっと見ていきたいと思っています。

TVからは、絶え間なく凄惨なニュースが流れる世の中、
健やかに育ってくれてありがとう。

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